英国の老舗バッグメーカー、Carradice社のサドル・バッグ用アダプターです。このアダプターを使うことで、通常のサドル・バッグが、ワンタッチで着脱できるようになります。
バイク・フライデーのニュー・ワールド・ツーリストのシートマストに装着した例です。
この商品は、自転車側に付けるマウント部と、それにワンタッチで着脱可能な、手提げベルトの付いたバッグ・フレーム部で構成されています。
マウント部は、本来シートピラーに装着するのが基本ですが、バイク・フライデーであれば、フレームサイズによっては、シートマストに装着することが可能です。
サドル・バッグとは、オーソドックスなサドルの後部に付いているサドル・バッグ・ループに吊り下げるタイプのバッグで、長い自転車用バッグの歴史の中で、数え切れないほどの多くの商品が生産されています。その全てのサドル・バッグをワンタッチ着脱バッグに変身させることができるのが、このアダプターです。
通常サドル・バッグ・ループに止めるためのベルトを、バッグ・フレーム部の上部に固定し、シートピラーに止めるためのベルトを、バッグ・フレーム部の下部に固定します。
バッグ・フレームをサドル・バッグに一度装着すれば、二度と外す必要なく、バッグ・フレーム部ごと、ワンタッチでマウントへ着脱することが可能になります。
実際のサドル・バッグの装着は、バッグ・フレームの最下部をマウント下部からはめ込んで、上方向にスライドさせ、今度は、上からはめ込みます。その際、上部の赤いボタンを前方にスライドして、バッグ・フレームのパイプの入り口を開閉します。
バッグ・フレームをマウントから外す際は、その逆の行程になります。
サドル・バッグが装着された状態です。
バッグの容量を問わない汎用的なアダプターということもあり、耐荷重はこの手のワンタッチ着脱バッグ・アダプターの中ではダントツの10kgとなっています。マウントは、フレームへ金属バンド2本でしっかり固定され、バッグ・フレームは3次元構成されていますから、見た感じも頑丈です。
小径車の特長を生かし、できるだけ下の方にマウントを取り付けたので、低重心なバッグの装着が実現しました。
小径車ではなく、通常の自転車や、フレームサイズが大きくない場合は、シートピラーに装着することになりますので、この例とは異なり、サドルの後ろ下(本来のサドル・バッグの装着位置)にサドル・バッグが位置することになります。
サドルとの間にスペースがまだありますので、バッグ・フレームに輪行袋や、雨具などを別途固定することも可能です。
この例で使用したサドル・バッグは、アダプターと同じメーカーであるキャラダイス社のサドル・バッグ、キャンパー・ロングフラップ(最大容量24リットル,写真のLEDランプは別商品)です。
通常の状態では、18リットル程度の容量ですが、上方向にエクステンションして、容量が大きくなります。普段は織り込まれている上蓋を広げることによって、別に2本のベルトが現れます。
別売のラック・サック・ハーネスを使用することで、バッグ・アダプターが付いたサドルバッグを背負うことが可能になります。